皆さんはお金持ちになりたいですか?
こんな質問を投げかけたならば、ほとんどの人が「YES」と答えるはずです。
実際にはお金があるかないかで幸福化どうかは決まらないのですが、どうしても人は「お金持ちになる=幸せになる」と認識しがちです。
お金を引き寄せるためには、何が必要でしょうか?
高いスキルや人脈、運も必要かもしれません。
しかし、最も効率的かつ効果的な方法としては、「潜在意識を変化させる」といったことが挙げられます。
この記事では、そんなお金を引き寄せる「潜在意識を変化させる方法」について解説していきたいと思います。
お金が欲しいと漠然と考えている人は、大抵今よりもお金持ちにはなれません。
なぜならば、漠然と考えているだけでは潜在意識を変化させることができないからです。
例えば幼少期に「リスクの高いことには手を出しちゃだめよ」と親から言われ続けた人は、大人になってからもずっと保守的な考えで、なかなかチャレンジをしない生活を送ります。
本人は意識していませんが、確実に幼少期の親の言葉が影響を及ぼしていて、潜在意識として残っているのです。
大人になり、月に1万円程度稼ぐために得意のイラスト力を活かしてオリジナルTシャツ販売を始めたとします。
意外にも大好評となり、「もっとたくさんの種類を制作してほしい」といった声も聞かれます。
しかし、多くの種類のTシャツを制作するためには、大きなお金が必要となります。
そんな時、潜在意識が邪魔をしてしまうのです。
「リスクのあることは避けなければ」
親から言われた言葉が、潜在意識となって邪魔をしてしまうわけです。
他にも、「失敗ばかりするのね」と言われた言葉が心に残り、潜在意識として刷り込まれているといったケースもあるでしょう。
どちらにしても、潜在意識の存在によってチャレンジができず、お金持ちになるチャンスを逃してしまうのです。
それでは、実際にお金を引き寄せるための方法をいくつか挙げていきましょう。
基本的には、「アフォメーション」を徹底していくことが重要となります。
アフォメーションとは、理想とする自分になるための言葉を繰り返し表に出し、思い込みを進めることです。
「肯定的な自己暗示」とも言われています。
即効性はありませんが、徐々に潜在意識が変化していき、いつしかお金に恵まれるようになっていくはずです。
漠然と「お金持ちになりたいな」と思っていては、アフォメーションを行うことは出来ません。
「私は年収1,000万稼ぐ人になる」
例えば上記のように具体的な金額を出し、それを繰り返し自分に言い聞かせるのです。
おすすめの方法は、紙に書き出していつでも見れるようにしておくことです。
手帳の見開きのページに書いておくのも良いですし、大きな紙に書いてデスクの前に貼っておいてもOKです。
例えばトイレの中に張っておけば、1日何回も目に入るはずです。
このように、何度も視覚的に「1,000万円」という数字を目にする環境を作ることで、潜在意識を少しずつ変えていけるわけです。
決して実現不可能な数字を設定してはいけません。
「年収1億円」と設定してしまうと、現実味がなく、潜在意識を変えることは出来ないでしょう。
金額を設定したら、次に「いつまでに増やしたいのか」という「期限」を設定しましょう。
前述した「1,000万円」といった金額であれば、「5年後までに年収1,000万円稼げるようになる」といったように設定するのです。
こうすることで、非常に具体性が増し、現実的なものとして捉えられるようになります。
ただし、あまりにも厳しい期限(1年後には年収1,000万円稼げるようになるなど)は設定しないようにしましょう。
例として挙げた「5年後」であれば、そのためには何をすべきなのかといった無理のない逆算が立てられ、実行に移しやすいはずです。
金額と期限を決めたならば、後は「そのような方法でお金を増やすか」ですよね。
1番大事な部分となるので、しっかりと考えて決めるようにしましょう。
この時、あまりに限定しすぎてしまうと、それ以外の可能性がゼロとなってしまい、引き寄せられなくなってしまいます。
例えば「ネットビジネスで」といったようにある程度限定するのは良いですが、「アフィリエイトで稼ぐ」と限定しすぎるのはおすすめできません。(人によっては限定した方が良い場合もある)
「自分の好きなこと(得意なこと)を活かして稼ぐ」といった大まかな設定でも良いかもしれません。
一気にお金を稼ぐというと、「宝くじ」を選択する人もいますが、現実的には確率があまりにも低いのでおすすめできません。
しかし、実際には「5年後までに「宝くじで1,000万円以上当てる」と設定して、無理のない程度に宝くじを購入し続けたことで本当に当てた人もいます。
普通の人ならば、2~3回購入して当たらなければ次からは購入しなくなりますが、信じて購入し続けたからこそ当選を引き当てたのです。
人間は、1日に約6万回考え、3万5,000回も決断しているといわれています。
そのうち、4万回~4万5,000回は「ネガティブな思考」をしているのです。
普段から意識的にでもポジティブな思考をするように心掛けていけば、必然的に潜在意識もポジティブに変化していきます。
無意識にポジティブな考え方ができるようになれば、前述したような「5年後までに年収1,000万円」といった数字もポジティブに捉えられるようになるはずです。
人はお金持ちになりたいと思っている反面、「お金持ち=贅沢している、妬まれる存在」といった負のイメージもあったりします。
実はこの負のイメージが潜在意識として刷り込まれていて、お金持ちになるという意識を邪魔している可能性もあるのです。
それゆえに、その潜在意識を変えるためには、「お金持ちになることは良いことである」と認識する必要があります。
よく考えてみましょう。
お金持ちになれば、消費する金額が必然的に増えますから、経済が回ることに貢献していることになります。
また、所得税はお金持ちほどその利率が高いですから、高所得者は多く税金を納めていることになります。
そう、お金を稼ぐことで、世の中のためになるわけです。
「お金を稼ぐことで世の中のためになる」と考えることができれば、潜在意識を変えていけるはずです。
今回は、お金を引き寄せる「潜在意識を変化させる方法」について解説してきました。
・どれくらいお金を増やすのかを明確にしてみる
・いつまでにお金を増やしたいのかを明確にする
・どのような方法でお金を増やすかを決める
・ポジティブな考えを意識的にする
・お金を稼ぐことで世の中のためになると考える
潜在意識は意外とわれわれ人間に限界を設定している原因であるかもしれません。
すなわち、潜在意識を徐々に変えていくことができれば、考えていた限界を軽く超えていくことも可能なのです。
ぜひここで挙げた「潜在意識の変え方」を実践して、お金持ちを目指してみてはいかがでしょうか?