「怒りが抑えられない自分がイヤになる…」
「怒っちゃいけないって分かってるのに我慢できない自分が嫌い…」
あなたにはこのように、怒りがどうしても収まらなくて悩んでいることはないでしょうか?
怒りを抑えられない原因は、その時の体調の問題だったり病気や人間関係が影響したりと、色んな理由があって対処法も様々です。
今回は、そんな「怒り」という感情がどうしても湧き上がってしまう原因と対処法について、スピリチュアルの視点から明らかにしていきます。
つい怒ってしまう理由は、あなたが元々我慢できない人だからでも、弱い人だからでもありません。
この記事から、怒りのスピリチュアルな意味を知っていただき、「自分を成長させてくれるきっかけなんだ!」と前向きに考えられるようになっていただけたら嬉しいです。
さっそく、怒りが収まらないスピリチュアルな原因を3つをご紹介します。
原因は人によって様々ですので、まずはこの中から、今の自分に最もしっくりくるものを見つけてみてくださいね。
『怒りのスピリチュアルな原因』
①波動が下がっている
②インナーチャイルドが傷ついている
③魂レベルが上がる前の好転反応
怒りが収まらない1つ目のスピリチュアルな原因は、いつもの自分より「波動が下がっている」から。
波動とは、すべての人や物に宿る、波の形をしたエネルギーのこと。
波動が高い人はエネルギーが満ちていて、物事を前向きに考えられたり行動力も増し、怒りに対する免疫力も上がるため、そもそも怒るということが少なくなります。
逆に波動が低い人は、物事を悲観的に考えたり他責思考になりやすく、感情をコントロールできず他人に怒りをぶつけてしまいます。
また波動には、同じ高さの波動同士を引き寄せるという作用があるため、波動が低い人の周りにはネガティブ思考で他人を傷つける人が集まりやすく、ますますストレスが溜まるという悪循環にハマってしまうことも。
「最近元気が出ない…」「なぜか不幸ばかり続く…」という方は、波動が下がっていることで怒りを抑えられなくなっているかもしれません。
他人にインナーチャイルドを傷つけられたり自分でインナーチャイルドを癒すことができていない人も、怒りを抑えられなくなることがあります。
インナーチャイルドとは「内なる子ども」と訳される通り、幼少期の記憶や経験が作り出したトラウマ(ネガティブな感情)を指す言葉です。
主に心理学で使われる概念ですが、スピリチュアルで使われるインナーチャイルドは、幼少期だけでなく、前世のカルマや潜在意識に蓄積された人生経験なども含みます。
例えば、前世で愛していた人との悲劇的な別れを経験した人は、今世でも大切な人と離れることを過剰に恐れるようになり、パートナーを必要以上に束縛したり思い通りの恋愛ができないことにイライラしてしまいます。
頭(顕在意識)では「束縛はいけない」と分かっていても、インナーチャイルド(潜在意識)は「離れたくない」と思っていて、この矛盾がやり場のない怒りを生むこともあるのですね。
インナーチャイルドは、自分自身の純粋な子供心の表れでもあります。
そのため怒りの原因がインナーチャイルドにある人は、自分の本心を抑圧しないで、ありのままに受け入れてあげることが大切です。
怒りの感情は、魂レベルが上がる前の「好転反応」という良い理由の場合もあります。
好転反応とは、心や体の状態が以前より良くなる過程で一時的に起こる体調不良のこと。
例えば、腸活のためにファスティング(断食)に挑戦すると、途中で下痢や腹痛に襲われたりと大変な時期を経験しますが、その期間を乗り越えると体内の老廃物がドバッと洗い流されて、綺麗な腸内環境を取り戻すことができますよね。
これと同じように「怒り」という感情も、魂の成長過程で精神状態が一時的に不安定になる好転反応という見方もできるのです。
今のあなたは、魂レベルが上がっている最中で、やりたいことをたくさん見つけられたりエネルギーがどんどん溢れてきているのに、肉体や環境が成長速度に追いつけず足止めを食らっているように感じて、自分自身の不甲斐なさやもどかしさに怒りを感じているのかもしれません。
「怒りの原因がスピリチュアルにある気がする」と感じる方は、ご自身の潜在意識を書き換えていくことで怒りを着実に解消することができるでしょう。
潜在意識の書き換えのメリットは、霊感やチャネリングのようなスピリチュアルな能力や才能が不要で、誰でも実践できることです。
特にスピリチュアルや精神世界が好きな方なら、効果を感じたり習得する時間も早いでしょう。
ここからは、自分の潜在意識にアクセスして怒りの感情を手放す方法を具体的にご紹介します。
怒りを手放して感情をコントロールできる人になるための1つ目の方法は、「瞑想」を実践してマインドフルネスになることです。
マインドフルネスとは、自分の意識を今この瞬間に集中できている状態のこと。
過去のトラウマも未来の不安も考えないで今すべきことだけに意識を向けられれば、怒りのスイッチが押されることもなくなります。
怒りの感情は、よく「コップに水を注ぐ行為」に例えられます。
怒りはいきなり爆発するものというよりも、不満やストレスが時間をかけて少しずつ溜まり、表面張力に耐えられなくなった瞬間に溢れ出るものです。
怒りをコントロールしたい人に瞑想をおすすめする理由は、
・コップに注がれる水(ストレス)の量を減らす
・コップの容量を増やしてストレス耐性を高める
・そもそもコップに水が注がれないようにする
という一石三鳥の効果があるから。
瞑想を習慣化してマインドフルネスの感覚を掴めれば、他人の言動にイライラさせられたり自分の将来に不安を感じる時間が減り、怒りの感情に無関心になることができるでしょう。
潜在意識にある怒りの原因を解消する2つ目の方法は、先ほど紹介したインナーチャイルドを癒すこと。
「怒ってはいけない」と顕在意識で思い込むほど、潜在意識は「怒りたい」という本心に執着するようになり、怒りの感情が無意識に湧き上がってきてしまうのです。
インナーチャイルドに対して「怒ってはいけない」と叱りつけるのではなく、「怒ってもいいんだよ」と優しく言い聞かせることで、メンタルブロックを外してありのままの自分を受け入れられるようになるでしょう。
怒りの感情を解放すると「すぐ怒る人になってしまいそう…」と思うかもしれませんが、実際はその逆です。
怒りを許すことができると、「冷静な今のうちに注意しておこう」「ストレスを溜めないためにこの人から離れよう」といったように、怒る前に対処する心の余裕が生まれ、感情を自然にコントロールできるようになるのです。
「怒ることは悪いこと」「怒る自分はダメな人」と思い込んでしまっている方は、インナーチャイルドに「怒ってもいいんだよ」と声をかけて、感情の制限を解放しましょう。
どうしても怒りを抑えられない時は、波動が下がっていたりインナーチャイルドが傷ついていたりと、スピリチュアルな世界に原因が潜んでいることもあります。
特に、怒りという感情は潜在意識の影響が強く、頭で考える前に反射的に出てしまうもの。
そのため怒りを手放すには、潜在意識を「怒りを必要としない自分」へと書き換えることが近道となるでしょう。
フェリシアでは、潜在意識を思い通りに書き換える方法を詳しく学べる講座をご用意しています。
「心の広い人になりたい!」「感情をコントロールできる人になりたい!」と望んでいる方は、『潜在意識マスター講座』をチェックしてみてくださいね。